病気でみるチワワの性格
2020/04/16
うちのハヤテは結構「おおげさ」君。
さくらとゴニョゴニョと小競り合いしてた時代も、
自分はガンガンに攻めてくくせに、
さくらからの反撃が少し強めだったりすると、
「ヒャンッ」
と痛そうな声を上げる。
なんで、
「そんなに痛くはないんでしょう」と
私が思うようになったかというと、
その声に驚いたさくらが攻撃する手を緩めると、
「隙あり!」とばかりに、何
事もなかったかのように、さくらに逆襲するから。
私が転びそうになった近くにハヤテがいたときも、
「やばいっ、ハヤテを踏んでしまう!」
と、足が変な痛みを感じるぐらい、
死ぬ気で避けたから
実際は触れるか触れないかというぐらいの接触だったのに、やはり
「ヒャンッ」
と大きな声を上げて、私に充分な罪悪感を感じさせてくれました。
もしかしたらハヤテは、
「痛いかも」「大変なことが起こるかも」という雰囲気を感じ取って
その前に、ないてるのかも。
だから、それこそ実際に痛いとき、大変なときには
ワンワンと大声を上げて、私たちに「どうにかしてくれ!」
と助けを求めてくる。
1回だけ、ハヤテがまだパピーの頃、
仕事から帰ってきて夜のご飯をあげて、化粧でも落とそうと部屋を出ると、
「ヒャンッ」
慌てて部屋に戻ると、
お座りをして「ヒャンヒャン」と声を上げ続けている。
パピーの頃のハヤテは、
何度か書いてるけど、何かというとキレて歯向かってきてたから
一瞬、
「こんなパニック状態だと、噛まれるかもしれない」
と私が考えちゃったというのに、
ハヤテは、私が戻ってきたことに気付くと
苦しいだろうに、ヨロヨロと近寄ってきて私の顔を見上げてきた。
「辛いよ、苦しいよ、なんか変だよ、あなたならなんとかできるでしょ。
早くどうにかしてよ」
ハヤテは私ならなんとかしてくれると、
全てを任せきった様子なのに、
「ヒャン、ヒャン、ヒャン」
と一定の間隔で機械的に発せられる鳴き声は車の警報装置のようで、
私の方が
「これは、仔犬特有のなにかの病気なんじゃないか」
とかパニクっちゃって、
「どうしよう、近所の病院はもう終わってしまってる」
「緊急病院に連れていってるうちに、ハヤテが死んじゃうんじゃないか」
とか動揺しながら、
焦りまくって、体のどの部分が痛いんだろうと
足とか手とかお腹とか触ってるうちに、
もう今ではなんだったか思い出せないけど
ハヤテの何かの動きで
「あ、ご飯を詰まらせたんだ」
と思いつくことができた。
冷静になれば、それが当然といえば当然。
だって、ついさっき、夜ご飯をあげたばっかりなんだから。
急いで、なにか飲み物を持ってこようと立ち上がったけど、
このまま「苦しい、苦しい」と訴え続けるハヤテから
短い時間でも目を離すのが不安で、
一緒に連れていこう、と抱っこした。
そしたら、幸運なことにそれが、ハヤテの体にいい方向で作用したらしく、
「ゴボゴボ」と体が音をたてて、吐き出してくれた。
少しの間、尻尾を丸めてプルプルと震えてたけど、
それを見てる私の膝のガクガク。
その点、さくらは
日常的には、これでもかというぐらい側にいて
「なでて~、なでて~、いつまでもなでて」
という感じなのに、
いざ具合が悪くなると、ひっそりとしてしまう。
怪我をしたことはないから、
そのときどうなるかは、まだわからないけど、
具合が悪いとか体調が崩れると、
症状が悪くなればなるほど、
ひっそりと静かに、部屋の隅に隠れてしまう。
まぁ、それはそれで、
いつもイヤというほどの甘えん坊なので、
側にいないと、
「あれ、さくらはどうした?」と気付いちゃうんですけど。
と、昨日の夜も
私から若干離れた場所で、ひっそりとかすかに震えてるさくらを見つけて
「そういうときほど、もうちょっと主張してくれればいいのになぁ」
と、思ってました。
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