さくらとハヤテ しつけ 散歩

このチワワ、どう読み解く?

2020/04/25

さくら(チワワ ♀ 5歳)は、
ご近所散歩のとき、のっそりとゆっくり嫌々そうに歩く。
嫌々そうというか、実際嫌なようで何度も立ち止まっては、

「抱っこはまだなのぉ?」と
いやらしい顔で、私の様子を窺っている。

「元気そうに見えても、知らないうちに、
 さくらも実はいい年だから、疲れてたりする?
 あまり無理させないほうが、いいのかな」

って、ちょっと心が弱くなったりするけど、

走るさくら
走るさくら2

走るさくら3

と、山のような公園に行った途端に、
「アレは演技でした~」と暴露してくれる。

こういうときのさくらは、動きがすごく速いうえに、
周りを気にする気が一切なく、何度となく痛い目に合ってる
相方(?)のハヤテは、固まって被害を最小限にしようとしてる。
 

もともとハヤテ(チワワ ♂ 4歳)は、神経質なとこがあって、

「だって、さくらがぶつかったんだもの」とか
「リードがぐっとなったんだもの」とか
「夕日がこんなに綺麗だなんて知らなかったんだもの」

地蔵ハヤテ4

と、コトあるごとに、立ち止まるんだけど、

基本、歩くのが好きだから、私が、
「もうヤなの?じゃあ、抱っこして帰るよ」
と捕まえようとすると、逃げ出して、また歩き始める。
それが、私とハヤテとの間で、いつのまにか簡略化されて、
立ち止まったハヤテの後ろに、
私が回りこむと歩き出す、とシステム化されている。

さくらは立ち止まっても、私がクイっとリードを引くと歩き出してくれる。
これをハヤテにもやってみたけど、足をグーッと踏ん張って1歩も進んでくれず、
それでも無理して引いたら「ヒャン」と悲鳴を上げられ、
「あぁ、こんな可愛くて小さな生き物に私はなんてことをっ」と、
ものすごい罪悪感をもたされちゃったんで、
それ以来は抱っこ作戦に変更するという歴史を持ちます(って、長い割りにどうでもいい情報)。

 

だけど長年ハヤテと暮らしてきて、
今、この止まってる理由がよくわからない。

地蔵ハヤテ
(悟ってるというより、「えなり君」に見える)

以前から確かに、ちょいちょい立ち止まる犬ではあったけど、
少しはその理由がわかる気がしてたのに、

最近は、
嫌になった理由も見つからないし、
迎えに行って後ろに回りこんでも動かない。

そして、長い。

もちろん、犬と人間だから、きっちり考えてることがわかるわけじゃないけど、
それでもなんとなく、無理くりでも「こうじゃないの」と理由付けしてみるんだけど、
ハヤテは、それさえも許さない行動が多い。
(それを集めてみた動画がコチラ→ミスターモンクなチワワ

 
結局は神経質ということなんでしょう。
でも私もさくらと同様、神経質とはほど遠いとこで生きてるから、
「神経質なのね」と思っても、なんにも解消されない。

ただ、黙って延々と立ちすくむハヤテを前に、

地蔵ハヤテ2

「これはどういうことなんだろう」と悩んだり、
「どうしてあげるのいいんだろう」とうかがってみたり、
「このお菓子、結構美味しい」とオヤツをつまんでみたりして、
待ち続けるしかない(今度、本でも持ってこうかな)。

そのときに、我が家の散歩風景画こんな感じ。
※音、出ます。

 
 

↑これって、どういう心境?なにしてあげるのがいいんだろう。
動かないからって、すぐに抱っこしちゃうのも違う気がするし、
抱っこしたとして、こうなると、降ろしてもまたこの状態になるし。

座って待ってるしか手段を持たない私に、
ハヤテがそれはそれはチミチミと寄ってきたり来なかったりで、
それが辿り着くのを待ってると、ここで私の寿命が尽きそうなんで、
最後はある程度、私が歩み寄ることに。

そして、なでてあげてると、
そのうち、うちにでもいるかのようにコロンと寝転んでしまう。

寝転がるハヤテ

これ、普通にみなさんが通ってる歩道でも始めたことがあって、
「危ない、自転車に引かれちゃうから。邪魔だし、お願いじゃないって」
と、仰向けになって両手を合わせて、私になでを要求するハヤテを
慌てて抱っこ。

 
神経質と見せかけての、人や自転車が通る公道で寛いじゃう、このギャップ。
私には、もうどう理解したらいいやら。
私も、新しい職場で行き詰っちゃったら、
急に机の上で寝てしまおうかな、カップらでも食べながら。
 

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