日常の不思議

事象　その１
　旦那さんが今まで１度もなかったのに、
　昼休みにＳＮＳで連絡してきた。

事象　その２
　仕事からの帰り際、旦那さんから連絡があり、
　前日、私が買い物したいと言ってたものは買ったのか、と聞かれた。

事象　その３
　「事象２」の買い物がまだだとわかると、一緒に付き合ってくれるという。

事象　その４
　「事象３」を済ませ、家に帰ったら、
　チワワーズと一緒に散歩に行こうと言う。

ということがあった夕ご飯のとき、

 
「昨日、夢にさ、知らない『おっさん』が出てきてさぁ」
と、旦那さんが話し始めた。

 
以降は、そのときの旦那さんの夢の話。

お「奥さんに優しくしろよ」
旦「なんで」（なんでって、なに！）
お「お世話になってるだろうが」
旦「世話になってる以上に、世話してるわ」
お「そう言わないでさ」（おっさん弱いな。もっと押せよ）

 
という内容だったらしい。
で、目が覚めて思ったらしい。

「・・・あいつ、死んじゃうかも」

 
うちの旦那さんって、
例えば、寝る間、ずーっとずっと
ハヤテ（チワワ　♂　４歳　最近とみに旦那さんに夢中）が
側にいた。

 
とか、
さくら（チワワ　♀　５歳　出会ったときから旦那さんに夢中）が
テレビを見てる何時間もの間、
側にいた。

とか、そういったことで、すぐに、
「俺、明日死んじゃうんじゃない？
気をつけて車運転しないと」

と思う、薬のつけようのないアホでして。

 

ていうか、悔しいけどうちのチワワたちは、
あんたの側にばっかり居ますけど）

 
で、その「夢の話」を聞いてて、合点がいった。

確かに私のことを、いつもより気にかけてくれてたわけだ。
すんげぇ、やんわりだけど。すんげぇ、わかりずらいけど。
言われなかったら、気づきもしなかったけど。
 

結構、頑固な人なのに、
全く知らない『おっさん』の言うことなら聞くんだ。
という、旦那さんへの新たな発見をした日だった。

ただ、次の日からは、
全く通常通りだったけど。

『おっさん』の助言はどこいった。

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-旦那さん