チワワーズに初物。
ハヤテ(チワワ ♂ 5歳)が、
とても興奮しながら、舌を出して、
『キメ顔』をしてみせる。
でもそこは、以前ハウスがあった場所。
我が家では毎年、
この時期は、『小玉スイカ』シーズンとなる。
先日、今年初めての『小玉スイカ』を買ってきた。
えー、せっかくだから、
もうちょっとは、エンジョイしてよ。
どんなリアクションしてくれるかなぁ。
とか考えて買ってきて、
嬉々として、カメラ構えちゃってるわけだからさぁ。
というわけで、
「あとは飼い主に任せた」
と離れていってしまってた、薄情なチワワたちを呼び戻す。
ハヤテは、少し匂いを嗅いだりしてみてはいたものの、
・・・。
以前から、このままでは食べられない
と気づくと、
そうそうに諦めてしまう子だったけど、
『諦め』までの時間が年々短くなってる気がする。
もっと、前足でチョイチョイとか
やって欲しいんだけど。
まぁ、いいさ、
いつまでも天然天真爛漫な、さくら(チワワ ♀ 6歳)に
期待しよう。
さくらは、ちらりとスイカを確認した瞬間っ、
おもむろに腰を低くしっ、
びょーんと飛んでっ、
どこかへ行ってしまった・・・。
前からずっと不思議な子だと思ってはいたけれど。
すると、すぐさま戻ってきて、
スイカには目もくれず、びしっとハウスした。
つまり、ちゃんと切り分けて、
容器に入れて、提供しろということか。
これが、「大人になる」ということなのかもしれない。
もうスイカでは面白リアクションは撮れそうにないんで、
最後に『初物』だし、ということで、
記念撮影だけすることにした。
どうです、みなさん。
この距離感、この表情、これが我が家です。
この写真を見たとき自然と心に、
「あぁ、人間のこどもじゃなくてよかった」
という感想が浮かんできた。
せっかくの『初物』なのに、
涙で、写真がよく見えない。