キュンした。
天気のいい日に散歩に出かけたら、
風が冷たくて、寒くって、そんな時期なんだなって、思った。
すっかりマーキング女子となったさくら。今日もガッチリがん見。
こうなってくると、
さくら(チワワ ♀ 6歳)がどうのこうのじゃなくて、
私自身が散歩に行くのがイヤになってくる。
と、横を見るとグランドで投球練習をしてる(多分)中学生男子が、
Tシャツ。
バカなのか。若いって、すごいわね。
でもどんなに寒くなっても、
休みの日で、天気がよければ出かけてこないわけにいかない。
コヤツがいるからね。
飼い主の思いとは反して、とっても元気。
歩き出してしまったハヤテ(チワワ ♂ 6歳)には、
寒いという感覚もなくなってしまうんだろうか。
って、逆を見れば、
さーちゃんもダッシュしてる。
って、そんなに急いで、どこ目指してんのさっ。
と、小走りに公園を1周して、
そろそろ帰ろうかなというときには、もう手がかじかんでた。
そのあと2回ほど、散歩を『おかわり』されて
やっとこさ車に戻ろうとしたとき、
さっきの野球中学生たちが帰るのと一緒になった。
よくよく見たら、中学生のお兄ちゃんとその弟。
そしてお父さんだった。
お父さんが持つカゴには、たくさんのボールが入ってて、
男の子たちも、私には全くわからない専門的な
なんかそういった道具(←どんなだ)を持ってる。
そして、3人ですごく楽しそうに話してた。
この年ぐらいになったら、散々育ててもらったくせに
親をウザがったりバカにしたりする子もたくさんいるだろうに、
一緒のことを家族で真剣に楽しんでるんだな。
と、妄想が炸裂し、
子供を育てた経験がないからから、キュンとなった。
後ろにそんな勝手にキュンとしるオバちゃんが歩いてると知ったら、
驚いたろうな、あの親子。
さらに歩いてくと、
私の親ぐらいの世代のご夫婦が、
ワンコを連れて散歩に来た。
そのワンコはもう結構いい歳で、
多分そのせいで足がきかなくなってきてるんだろう。
自分の力だけは歩くことができないようで、
お腹に布を巻いて、それをご夫婦で持って支えてあげて、
ゆっくりゆっくり散歩させていた。
・・・・。
今までもきっととても大切にしてもらってきたんだろうな。
とか、ここでもどんどん妄想が膨らむ私。
こんな元気に歩いてくれてるんだもの、
寒いだなんだって文句言ってんじゃないよ、私。
ですが、
もうそろそろ本気で帰らせてもらっていいでしょうか。
ポージングはもう十分ですので。
木の下で動かなくなってしまったハヤテを
「帰ろう」と鳴くさくらと暖を取り合いながら、
待ち続ける、そんな秋の散歩道。
(なんだろ、この終わり方)
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