わたしってば。
幼馴染の家で不幸があり、
すごい久々に地元に帰ってきました。
こういう非日常というか、大きな移動が伴うときは、
つくづく自分の人間としての性能の低さを実感させられて、
必要以上に、肉体的にだけではなく、精神的にも疲弊します。
高速も、
出かける前から旦那さんに衛星地図まで見せられて、
「最初のジャンクションは左に入れよ」
って言われてたのに、
「えー、だってこんなにすぐ来ると思わなかった」
という理由で真っ直ぐ行っちゃったんで(何度この高速使ってんのよ、私)、
次の出口で降りて、
うん、そんな顔にもなるよね。
もう自分の力だけでは無理だと、
(今度はいつもと違うとこから乗ることになったしね)
googleのナビを使ったのに、
入り口を通ったとこにある分岐で、
ナビは「左だよ」って言ってんのに、
チラッと見た地名で、
「その地名には進んじゃダメだった気がする」
という理由で右を選び、
チラッと見えたその他の地名をよくよく考えてみれば、
やっぱりナビ通り左が正解で、また高速を降りる。
なぜ、自分を信じてしまったんだろう・・・。
もっと、ちゃんと聞いて。
という、
普通の人にしたら、ただ高速に乗るだけ、
という時点で勝手に迷走して、ぐったりですよ(まだ、スタートさえしてませんのに)。
そんなこんなでヘトヘトになってホテルに着いたらば、
ホテルの人が私の記入したカードとパソコンを見比べて、
「インターネットか何かでご予約されましたか?」
と聞いてくる。
うそでしょ、まさか予約されてないとかないよね。
と確認のため記入カードを見てみたら、
ホテル間違えてるし・・・。
車から持ってきた大量の荷物を、
もう一度かつぎ直して、何度も頭を下げながらホテルを逃げ出しましたよ。
ナビが右に曲がったら、あと何百メートルで右手にあるって言ったから、
完全にそこだと思ったのよ、ホテルの名前もGつながりで似てるし。
そしたら、も少し先の右手に私が止まるホテルがあったのよ、アハハハ。
そして、葬儀当日も案の定というか、場所を間違える。
・・・。
何かの本で(なにのための本だったか、すっかり忘れてる)、
だったら、1人で旅行してみるといい(忘れちゃったんで、何がだったらかもわからない)。
そうすれば計画してないようなアクシデントが起きて、
でも自分しかいないから自分で対応しなくちゃいけなくて、
でも、それにちゃんと対応できてもできなくても、
「あー、まぁ別に、なんとかなるね、死にゃしないね」
ということがわかるようになるから。
といったようなことを読んだことがある。
ただ、帰りの高速のインターで、
「あ、こっちですよ、こっち。そっちは男子トイレですよ」
と掃除してる人に教えて頂いたときは、
そんな本を読む前に、
まわりの標識なり看板なりを、ちゃんと読むがいいよ、私。
と思いました。
あー、疲れた。