このしつけはダメらしい。
2020/04/16
みなさん、ワンコを叱るとき、
高い声で注意するのは、「よろしくない」というのをご存知ですか?
特に私たち女性が、
「こら~、ダメ~」っと高音で注意すると、
こっちは一生懸命叱ってるつもりでも、
ワンコにとっては、
「あれ、遊んでくれてる?」
と、勘違いしてしまうことがあるらしいんです。
(だから、もっとそのダメな行動を増幅させちゃうことも)
だから注意するときは、
キリっと恐い顔をして目を睨み、重低音で言いましょう。
そして逆に、褒めてあげたいときは、
高い声で、ご近所の人に不審な目で見られない程度の
オーバーリアクションで喜んであげましょう。
さて、何度も書いてるように、
うちのハヤテ(チワワ ♂ 6歳)は
私たちに対しては、「出せ!」というと、
口に入れてたものも出してくれるぐらい、
(さくらしか知らなかったときは、
そんなことができる犬がいるなんて信じられなかった)
いい子に育ってくれたけど、
対犬に対しては、ものすごく横暴です。すぐキレます。
なので、一緒に暮らしてるさくら(チワワ ♀ 7歳)が
いっつも被害に遭ってます。
いつも自分が自分がです。
わりにあぶくが出ちゃってますが。
最近は「ヴーー」と威嚇だけで終わることも多かったけど、
この間、久々に大っきくキレたことがあって、
あまり犬同士のことに構うのはなぁと思いつつも、
さくらがビクッとする姿を見ると、
やっぱりどうしても注意したくなる。
そこで、子犬同士がワチャワチャと遊んでて、
力を入れ過ぎちゃった子を叱る母親のように
四つんばいになってハヤテの目の高さに合わせ、
「やめなさい」という気持ちを込めて、
私も「ヴー」と低い声で唸ってみました。
すると、どうでしょう。
ハヤテの上唇もわずかにニキニキと上がってきました。
・・・・あ、あれ?怒ってる?
さらに「こらっ!」という気持ちで、
「ヴヴヴ・・・ギャン!!」
と吠えてみると、
ハヤテの上唇も明らかにグイッとあがった。
いつも注意されたときは表面的だとしても、
形なりにも「ごめんごめん、許してー」
と反省した姿を見せてくるのに、
どうやらこの方法、ハヤテにとっては、
「そっちがやるなら、こっちもやるよ」
という気持ちにさせてしまうみたい。
恥ずかしい格好しちゃったわりには、
失敗でした(余計に恥ずかしいわ)。