そこには夢があるのかい?
我が家では一応、
しつけのため(決して私の掃除能力に問題があるからじゃなく)、
チワワたちが居れる部屋が決まっています。
が、
よく『脱走兵』を見かけます。
ここは台所だよ。
こういう悪さをするのは、
たいがいさくら(チワワ ♀ 8歳)です。
旦那さんより私の帰りが遅いと、
玄関を開ける音を聞いて、
旦那さんがチワワたちを放牧することがあって、
「出てもいいとき」と「出ちゃダメ」なときがあるなんて、
チワワたちにしたら知ったこっちゃない、
という感じなんでしょうね。
よくしつけ本にも、
「このスリッパは古くなったから齧ってもいいけど、
新しいのはダメよ」
なんて犬にはわかりません、
ダメなものは徹底してダメにしなきゃいけないって
書いてますもんね。
でもこうやって逃げる姿を見ると、
「悪いことだとわかっていない」
とは、とても思えないんだけど。
時には、私の様子を伺う余裕もあり。
と、さくらを追いかけてるときに、
ふと後ろに気配を感じて振り返ると、
あ、キミも出たのね。
気づかれたと感じて、逃亡。
ハヤテ(チワワ ♂ 7歳)は、
「いけないことだから、やっちゃダメなんだよね、
でもやりたいけど、どうしよう」
と逡巡している様子は見せますが、
さくらの様子を見て、
結局はやります。
(いいお姉ちゃんを持ったわね)
そして、なぜか『ダルマさんが転んだ』方式です。
ちょっと逃げては『鬼』を確認し
ちょっと逃げては『鬼』を確認してます。
追ってこないなら悪さを続けるし、
追ってくるなら部屋に逃げるようです。
で、このまま捕まらずに部屋に戻れば、
セーフ、
「何も悪いことなんかしなかった」
ということに、自分の中でしてそうです。
で、そんなビュンビュン逃げるさくらを
追いかけてるときに、
突然、さくらから私に寄ってきました。
しかも私の前で『お座り』。
どうしたんだろ。
「ごめんなさい」かな。
いや、違うな。
このいつにない
「キリッ」とした眉毛は違うな。
どうやら私が持ってたものを、
オヤツか何かと勘違いして、
近寄ってきたようです。
私が手に持ってたものって・・・、
指サックだよ。
そう、私は絶賛、仕事中なのよ。
だから頼むから、とっとと部屋に戻っておくれ。
だいたい『逃亡』して悪いことしてる子に、
なぜにオヤツをあげなきゃいけないよ。
びっくりするほど前向きだな。
といいつつも、
うちに閉じこもって誰とも会話せず、
黙々と仕事をしてるときには、
こんないたずらが最高のご馳走です。
ご馳走様でした。
私が勉強してる「しほ先生」の教材はこちら→Inuversity(イヌバーシティ) ~いぬ大学~)