彼は忘れない。
しつけの本を読んだときとか、
勉強したときに、
「褒めるのも注意をするのも、その瞬間にしなければいけない。
何について言われたのかがわからなくなるから」
ということに、
いつも違和感を覚えていました。
「犬って、そんなに忘れやすいか?」
と。
でも、それはきっと『忘れやすい』
ということではなくて、
ものごととものごとを関連付けることが『下手』、
ということなんでしょうね。
今までうちのチワワたちに
ご飯をあげるときは、
別々のハウスではあげるけど、
別に扉は閉めてませんでした。
けど、ハヤテ(チワワ ♂ 8歳)が先に食べ終わって、
さくら(チワワ ♀ 9歳)のフードを狙い、
さくらが譲ってしまってる姿を見てから、
(私には唸って噛み付こうとしてたのに)
ハヤテの扉だけ閉めて、ご飯にしてます。
で、あるときから気づいたんですが、
扉を開けると、
何はなくとも必ずさくらのハウスに向かい、
そして、
器を漁る。
扉を閉める前も、
扉を閉めるようになった最初の頃も
そんなことしてなかった気がするから、
どこかで1回いい思いをしたんでしょうね。
それから1日と忘れることなく、
私がハヤテを入れたままだというのを
すっかり忘れてしまって、
退屈そうに待ってたときだって、
ごめん、ごめん。
勢いよく飛び出してきて、
小走りにさくらのハウスを目指し、
漁ってる。
その姿を見て、
「忘れやすいわけでも、
覚えるのが苦手なわけでもなく、
覚えたいことだけ覚える」
んだなぁ、と思いました。
そんな卑し食いしん坊ハヤテの動画です。
※音、出ます。
私が勉強してる「しほ先生」の教材はこちら→Inuversity(イヌバーシティ) ~いぬ大学~)