鼻の頭がツンとする。
前回書いた『湖』に行くには(→コチラ)、
こういう感じの、
まあまあの階段を登らなければいけません。
ハヤテ(チワワ ♂ 8歳)は、
なんの躊躇もなく登っちゃいますが、
最近のさくら(チワワ ♀ 9歳)は、
階段を見つめて、しばし熟考したのち、
逃亡。
おい、どこ行く。
いいんですよ、チワワだし、
さくらは特に足があまり丈夫じゃないから、
以前から階段が多いときは抱っこして
昇り降りしてたんで。
だけど、ちょっと前までは、
抱っこする間もなく
さくらもハヤテと一緒に階段を見かけたら、
駆け上がってったなぁと思って。
『犬』とは階段を駆け上がらなければ
いけない生き物なのか、
とヒーヒーいいながら後ろを追いかけ思ってました。
最近では側溝を跳び越すのも嫌がるようになって。
さくらはハヤテに比べたら、
身体能力がすごくて、
足も速いし、ビュンと跳ねる姿もステキだった。
その姿を見てきただけに、
なんだかとんでもなく大事なものが、
気づかないうちになくなっていってしまってるような、
どうしようもない気持ちになる。
ハヤテが待ち疲れて、
表情が崩壊し始めた頃に、
やっとご帰還してくれました。
年を取ること、老いていくことは、
「どうしようもないこと」
それを知ってても、
胸が痛んだり鼻の頭がツンとすることもまた、
「どうしもないこと」
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