さくらとハヤテ 散歩

鼻の頭がツンとする。

前回書いた『湖』に行くには(→コチラ)、

こういう感じの、
 

階段を上るハヤテ
 

まあまあの階段を登らなければいけません。
 

ハヤテ(チワワ ♂ 8歳)は、
なんの躊躇もなく登っちゃいますが、
 

階段を上るハヤテ2

 

最近のさくら(チワワ ♀ 9歳)は、
階段を見つめて、しばし熟考したのち、
 

考えるさくら

 

 

逃亡。
 

逃げるさくら。
おい、どこ行く。

 

いいんですよ、チワワだし、

さくらは特に足があまり丈夫じゃないから、
以前から階段が多いときは抱っこして
昇り降りしてたんで。
 

だけど、ちょっと前までは、

抱っこする間もなく
さくらもハヤテと一緒に階段を見かけたら、
駆け上がってったなぁと思って。
 

洋服着て散歩中

 

『犬』とは階段を駆け上がらなければ
いけない生き物なのか、

とヒーヒーいいながら後ろを追いかけ思ってました。

 

待つハヤテ

 

最近では側溝を跳び越すのも嫌がるようになって。
 

さくらはハヤテに比べたら、
身体能力がすごくて、
足も速いし、ビュンと跳ねる姿もステキだった。

その姿を見てきただけに、

なんだかとんでもなく大事なものが、
気づかないうちになくなっていってしまってるような、
どうしようもない気持ちになる。

 

待つハヤテ2
 

ハヤテが待ち疲れて、
表情が崩壊し始めた頃に、
 

やっとご帰還してくれました。
 

走るさくら

 

年を取ること、老いていくことは、
「どうしようもないこと」

それを知ってても、
胸が痛んだり鼻の頭がツンとすることもまた、
「どうしもないこと」

 

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