世にも奇妙な私事
2020/04/23
もう全くもって、純然たる『私事』です。

最近、長く勤めていた職場を最近辞めて、新しい仕事を探してた。
条件に合うような会社を探して、
右往左往してたんだけど、なかなか見つからない。
そのうちのひとつに申し込みしようと、
担当の人にお願いすると、
「こちらの会社は、今まで12人の方が受けて11人が不採用。
1名が面接を受け、結果待ちの状態です」
と言う。
えっ、なにそれ。じゃあ、無理じゃん。
「でも、業務はそれほど難しくないし、すぐに覚えられるって書いてますよねぇ」
と、概要を見せると、
「そうですね。しかも、5人採用って書いてありますね。どういうことでしょう」
・・・どういうことでしょう。
でも、条件に合うとこって数もないし、
ダメ元で申し込んでみることにした。
後日の面接。
面接をしてくれた方々もきちんとしてたし、小さいなりにも会社の歴史もあるし、
お互いの条件等を話し合って、私もお願いしたいことは言ってきた。
普通だったら、「あ、もしかしたら受かっちゃったかもな」
と、帰り道スキップしたくなるような感じに終わったんだけど、
・・・・実際は、全く手ごたえなし。
だって、多分、今まで採用しなかった人たちとも、
そんな感じで話したんだろうし、
特に面接時に条件が極端に違ってるってこともなかったし、
なにで合否が決められてるのか全くわからん。
というようなことを、その日の夜、旦那さんに話すと、
「バカを探してるんじゃない」
え、あれ、結婚して10年以上経って初めて、
あなたの言う言葉の意味が、全くわからない。
「例えば、あんまりにできる人だと、悪いことされたりしたら困るとか。
じゃなきゃ逆に、その会社がなんか不正してて、賢いやつだとバレるとか。
あ、じゃあ、受かっちゃうかもね」
ウー、ウー、モラハラ警報発令中。
自分で選んだ人ながら、なんて言いっぷりだろう。
でも、そんな風に思うのはイヤだけど、
私じゃなきゃダメな要素なんて一個考えらんないし、
もし採用されたら、なんで私なんだろうって思ってしまう。
私は今、世にも奇妙な世界の扉を開けようとしてるんじゃなかろうか。
タモさんが出てきちゃうんじゃなかろうか。
・・・とか色々考えてたんだけど、
『不採用』だったから大丈夫だよー。
要らない心配だったよー。
と書くことになるんだろうな、と思ってたら、
採用されちゃったよ、どうしよう(?)。
だけど、ここを断るとしたら、断る理由を言わなくちゃいけないし、
ていうか、働きたくて応募したのに、
なんで断る必要がある。
そもそも、旦那さんと話して、奇妙な気持ちになっただけで、
変な会社だと決まったわけじゃないし、
不正が発覚したわけじゃないし、
タモさんが住んでるわけじゃないし。
というわけで、その会社で働いてみることにした、
と旦那さんに話した。
旦「あ、じゃあ、色々ちゃんと書いておいてよ」
私「え、あぁ、会社の名前とか電話番号とか?」
旦「・・・えっ?あぁ、うん、まぁそれもそうだけど、通帳の場所とか暗証番号とかさ」
というわけで、なにかあったらSOS出すんで、どうぞよろしく。
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