どんな気分?
さすがにさくら(チワワ ♀ 11歳)とは
登山はできないので、
ハヤテ(チワワ ♂ 10歳)を相棒に頂上を目指します。
え、なに、その顔。
呼べば来てくれるんですよ。
来てはくれるんですが、
ふと気づくようなんですよ、
旦那さんたちが来てないと。
旦那さんたちをずーっと、気にして、
何度も何度も振り返ってる。
そして、訴えてくる。
「戻りたい」と。
で結局、本当に戻る。
というのを何度か繰り返しまして、
私もハヤテも疲れてきたし、
今回は山頂を目指すのは止めておこうかな、
と思った頃に、
後ろを着いてきてくれるようになりました。
まだ、ときどき旦那さんたちが気になるみたいだけど。
『だるまさんが転んだ』をしてるみたいでした。
振り返ったの気づかれると、
なぜかハヤテが立ち止まってしまうんで、
なるべく後ろを振り向かず、
気配だけでハヤテがついてきてると信じて歩いてました。
で、ある程度まで上に登ってきたら、
気持が切り替わったのか、
いつも通り歩いてくれるようになったんですが、
今度は『藁』が行く手を防ぎます。
傾斜が緩い場所でも滑って歩きずらかったのに、
これだけの傾斜があると、
危なくてしかたない。
たまにテレビで見る、岩場で暮らす山羊みたい。
どうやら、一番端っこは歩けるようになってるみたいなので、
ハヤテを抱っこしてドキドキしながら、
慎重に藁の群れを横断しました。
道に藁はなくなりましたが、
大分傾斜がきつくなってきました。
。
ハヤテ、頑張ろう。
頂上まであと少し!
こんな小さな体なのに、
本当は疲れてるかもしれないけど、
ときにはいつもと変わらずに
道端の草や石の匂いを嗅いだりして、
飄々と登っていくハヤテの姿に脱帽です。
やったぁ、ついに頂上です。
あ、山的にはもっと上が全然あるんですが、
私が目指した頂上がここです。
すごいねぇ、疲れで痺れた頭で見ると、
さらに感無量だねぇ。
膝にハヤテを乗せて一緒に景色を眺めました。
ハヤテには、
この景色、どんな風に見えてるんだろう。
ハヤテ、付き合ってくれてありがとう。
来年も、再来年もお付き合いよろしく。
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