色んな人がいる。
2021/02/25
職場に、
「いや、10コとは言わなくても、5コ以上は年下だろう」
と、思ってた会社の人が、
実は3つしか違わなかったという衝撃的事実を知った。
なにだそれー、若過ぎじゃないのー、羨まし過ぎんじゃないのー。
と、思ったけど、ふと、
確かに彼女は若いんだけど、若すぎるということはなくて、
もしや、私が老けてるだけなのでは?
という考えが、一瞬、頭をよきっだけど、
そういうことは、
全力で頭から追い払いことにした。
その人が
ある日、朝からとても体調が悪そう。
しかも時々、仕事の手を休めては、
具合悪そうに、気だるく何度か手を揉み込んでる。
「あぁ、具合が悪いうえに、寒くて上手く手が動かないんだ」
とか、気になって色々と妄想する私。
1度気になっちゃったら、
気になって気になって彼女のことばかり見てしまう。
そしてついに、
「具合悪い?」と聞いた私に、
「え?いえ、全然」
「あ、そ、そう・・・。
あ、でもさ、手が冷たくて動かなかったんじゃない?
揉んでたみたいだったし」
「あぁ、違いますよぉ。
眠くて、眠くならないツボはどこかなぁって、探してただけですよぉ」
・・・・そうきたか。
具合が悪そうだったのは眠かっただけで、
寒そうに手を揉みこんでたように見えたのは、
眠い中、気だるくツボを探してただけ。
「なるほどね」と、そんときは納得したんだけど、
うち帰る途中に思い出して、思った。
大人になってから、あんなに真剣に『眠くならないツボ』探しする人っている?!
仕事の手を止めてまで、まぁまぁの時間を取って、少なくても3回はツボ探ししてたよね。
そんな人って、ねぇ、いる?!
って現実にいたんだから、居るんだよね。
人間界も、まだまだ奥深い。