葛藤。
ハヤテ(チワワ ♂ 5歳)が、
真剣に見つめる、その先には、
私が寝転びながら食べてる『お弁当』がある。
(せめて、お菓子とかだったらいいのに、と自分でも思う)
賢いもんで、人が食べるものは
遠くから(熱く)見てるだけで、「ちょうだい」ともしてこない。
(ただ、私が居なくなった瞬間、瞬殺だろうけど)
偉い偉い、ハーちゃん偉いっ!
でも、あげないけど。
もっと偉いさくら(チワワ ♀ 6歳)は、
「少しぐらいは頂けるのかしら?」
と、最初だけ様子見して、
すぐにダメだと理解し、早々に試合放棄する。
だから、私はチワワーズのそばで、
しかも近い位置で『食べ物』を食べることに抵抗がない。
だけど旦那さんは、「それはムリ」と
必ずチワワーズをハウスさせたり、違う部屋で食べる。
それは「貰えるかも」と思わせる旦那さんの
脇の甘さが問題であって、
チワワーズの問題ではない。
(さらにこれがお義父さんになっちゃうと、もう脇さえ存在しない状態)
勝手に待ち疲れて、
そして、寝る。
この前、超超久しぶりに『ジャイアントコーン』を食べてたら、
相変わらず隣りにはハヤテがスタンばってた。
すごく熱い視線を送ってくるハヤテをちらっと見たら、
以前、YouTubeで見た動画を思い出した。
食事をしてる飼い主さんを背後から見つめるワンコ。
飼い主さんがぱっと振り返ると、
「見てなんかいませんよ」と、サッと顔を背けるワンコ。
再び飼い主さんが食事を始めると、見つめなおすワンコ。
この「ぱっ」と「サッ」を繰り返す姿が、
とても面白く可愛かったんだけど、
今のハヤテって、まさにそれじゃん。
うぉ~、撮りたい!
だけど、そのときは1人だったため、
惜しくも断念した。
そして、それと同時に迷いも生まれた。
えっ、もし撮れたとしても、
私が写っちゃうじゃない。
じゃあ、頑張ったハヤテに、
まったく頑張ってないさくらにも、どーぞ。
・・・・・。
またやってくれるかわかんないけど、
もしかしたらそのうち
私の顔にだけモザイクをかける技術を
私が身につけることができるかもしれないから、
次に撮れるチャンスがきたら、とりあえず撮っておこう。