若さとは、恐ろしきかな。
今日はチワワーズとは全く関係なくて、
私のお話(興味のない人はスルーしちゃてください)。
この前会社で、
「今まで生きてきた中で恥ずかしかったこと」
というお題が出た。
大丈夫ですよ、ちゃんと働いてます。
そのとき私の頭に浮かんできたのが、
19、20の頃の私。
もう今となっては、
その漫画がなんの漫画だったのか、全く思い出せないんだけど、
(私は漫画をほぼ買ったことがないんで、借り物だった思う。
故に思い出せない)
その漫画に、とてもカッコイイ女性が登場してた(と思う)。
今で言うとこの、『クールビューティ』。
その彼女が、Tシャツの上にブラジャーをしてたの。
それを見た私の頭に稲妻が落ちてきた。
今でこそ、そういうファッションがあるけど、
そしてそれはファッションとして確立されてて、
きちんと、そういうものが洋服として売られてるんだけども、
当時、もちろんそんなものはなく、
さらに『見せブラ』なんてものも存在してない。
ただの黒いTシャツの上に、
ごくごく普通の、日常で使用してた白いブラジャーを
得意げに装備した私。
せめて、家の中の鏡の前で堪能してくれればいいものを、
友達と待ち合わせをして、山の手線に乗り込んだ。
(あぁ、頼むから、誰かそいつを止めてくれ)
そのときの私の気分はすっかり、
すっかり、『いけてる女』な気分になってであろう私に、
まわりのみんなはとても優しく(痛すぎたんでしょうね)、
友達も、「変じゃね?」と突っ込むこともできず、
お店にいたお姉さんも「若いって、いいわね」と微笑んでくれた。
ただ、
心のどこかで、薄々、『寒い』ことに気づいてたんだろうか。
得意げに振舞ってた中でも、ムリしてたんだろうか。
特に心が痛むことが起きた記憶もないのに、
なぜか私は、その斬新な残念なファッションを
1回でやめてくれていた。
助かったよ。
日常的にそんな姿で歩かれて、写真にでも残ってたら、とんでもねぇ。
それにしても勢いで、
なんでもかんでもやってしまえる若さって、恐ろしい。
あぁ、何度思い出しても恥ずかしい。
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