ヤツには勝てない。
「子猫を母親から離すのが早すぎた場合、
ウール・サッキング（繊維を乳のように吸うこと）を
起こす原因になると考えられている」
そうなんですが、・・・うちにも居ます。
まぁ、犬ですが。
ハヤテ（チワワ ♂ ６歳）は、
ご飯が貰えるとか旦那さんが帰ってきたとか、
嬉しかったり興奮したりしたときとか、
敵が来たとか（ただの宅急便屋さんだけど）で、
吠えたりするけど、
さくら（チワワ ♀ ６歳）のように、
自分の欲求を通したくて、鳴け叫んだりはしない。
・・・はずだったのに。
朝早く、隣りの部屋から
クゥーンクゥン、キュンキュンと
ハヤテがしつこく鳴く声がする。
「珍しいな、どうしたんだろ」と不思議に思いながら、
「おいで」（寝たま）ハヤテを呼んでも、
全く来ない。
これもまた珍しい。
ハヤテが何か悪いことをしたときに、
「ハヤテっ」とちょっとコワい声を出しただけで、
とりあえずは、トトトトと寄ってくる。
なのに、何度呼んでも隣りの部屋で
キュンキュンいってるだけで、全くこない。
しかたないんで、様子を見に行ってみると・・・、
あっ！！
なるほどね、そりゃ、なくよね。
そして、私に呼ばれたからといって、
大事なタオルをそんなとこに置いたまま、離れられないよね。
多分、いや絶対、やったのはお前だよ。
そりゃもちろん、ハヤテは一生懸命に
タオルを救出しようとしてたけど、
どうにもこうにも届かない様子。
短い手を一生懸命繰り出しては、
やっぱり届かずに、
私に体当たりして頼ってくる。
その姿がかわいくて、動画に撮りました（とっとと取ってあげろよ）。
※音、出ます。
いやしかし、どんだけタオルが大事なんだか。
クリクリした目で一生懸命私に訴えてくるハヤテ。
「そんなに大切なもの、もう落としちゃだめだよ」
と渡してあげると、
救世主である私の手から毛布を奪い取り、
そのまま、あっという間にいなくなっちゃったよ。
さっきまでの『かわい子ちゃん』ぷりは、どうしたよ。
その後ふと見ると、
毛布を抱っこしてハヤテが寝てた。
私は毛布に勝てないかもしれない。
あ、あとご飯にも。
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