感謝感謝。
2020/04/21
前回、子犬のときは『本気噛み』で極悪チワワだったけど、
おかげさまで、飼い主である私と旦那さんのことだけは、
噛まなくなったハヤテ(チワワ ♂ 6歳)のことを書きました(→コチラ)。
本当に大人になった今は、
さくら(チワワ ♀ 7歳)よりも
色んなことを理解してくれるし、
イヤがって噛みついてきてたことも今は
イヤはイヤながら、悲しそうな顔をしてるけど、させてくれる。
もちろん未だに、他の人には噛みつこうとすることはあるし、
対犬は全然ダメだし、かなり神経質なとこもあるけど、
飼い主的には、本当に可愛い存在になってくれた。
だけど、今になって思うのは、
私はたまたま運がよかったんだなぁ、ということ。
例えば、ちょっと前にやった実験だって(→コチラ)、
少し離れたとこにあるオヤツを取るのに、
犬はどう前足を使うのかって趣旨だったのに、
そもそも前足を使わない。
なんて予想外も予想外、
私なんかは思いつかないような結果になったりするわけで。
確かに私が読んだ『しつけ本』には、
噛みついてきたら、
その口に手を入れて(痛くならないように軍手等で準備してから)噛めないようにする。
というようなことを書いてたし、
ちょっと通ってた『しつけ教室』のようなとこでも、
犬同士の関係に人が介入するのはよくないけど、
人に抵抗してきたときは、きちんと厳しくしかってください。
とも言われた。
だから大枠では間違ってなかったのかもしれない。
だけど、噛みついてきたから、
とこちらが声を張り上げて怒ることで
「なんだよ!」ともっとかかってくる子もいるだろうし、
もし、とても繊細の子だったら、
色んなことがコワくて噛みついてきてたとしたら、
ただただ怒るだけじゃ、
最終的に、その子の心が壊れてしまうかもしれない。
きっと犬だって飼い主さんとは仲良く暮らしたいわけで、
「嫌なことされるかも。それに抵抗したら、もっと怒ってくるかも」
って緊張状態で暮らしたいわけはないだろうし、
だけど噛まれたことで、私もそうだったけど、
どうしても対面するときは緊張感が出てしまって、
その「やるぞぉ、やるぞぉ」って感じを犬も感じ取って
さらに緊張状態を生み出してしまってたかもしれない。
今、しみじみと思うのは、
当たり前のことなんだろうけど、
『絶対』のしつけ方法なんてないんだよなぁ、と。
だけど、当時の私は少しでも早く
ハヤテと普通に暮らしたくて、
ハヤテの信頼を得て、自分が思い描いてるような飼い主になりたくて、
『絶対』と思われるような『しつけ方』を探してた。
今、こうやって何も感じずにハヤテを触れることは、
すごくありがたいことだと思ってる。
だけど、もっとハヤテに合ったしつけ方法があったかもしれない。
もっと私たち以外の人も危険じゃないと
教えてあげる方法があったかもしれないし。
なんだか思いついたことを思いついたままに書いちゃって、
どこにたどり着きたいんだかわからなくなっちゃけど、
「手がかかる子ほどかわいい」
って、思えるようにさせてくれたハヤテに、感謝感謝です。
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