チワワの肛門腺絞り 画期的な絞り方
必要だとわかっちゃいるけど、なかなかに難しい『肛門腺絞り』。
うちもやっとチワワーズの肛門腺を自分で絞れるようになったんで、
私の『絞り方』や経験談を、ちょこっと。
○肛門腺を絞る。
では、早速、肛門腺を絞ろうっ。
やり方:尻尾を片手で持ち上げて、肛門の斜め下(時計の4時と8時)を
もう片方の手で挟んで絞る。
どこを調べても、大体↑てなことが書かれてるんだけど、
私はさっぱり要領を得なかった。
そもそも私、肛門腺って肛門から出るとは知らず、
4時と8時の場所から出てくると思ってたからね(ププ)。
さくら(チワワ ♀)はハヤテ(チワワ ♂)に比べると、
絞りやすい子なんだと思う。
それでも、肛門腺絞りを挑戦してから絞れるようになるまで、
1年以上はかかった。
あるとき、ピュッと絞れてから絞れるようになったんだけど、
未だになんで絞れてるのか不明なぐらい。
絞り方のコツといえば・・・、
「絞れば出るもんだとわかったから、絞れる」
というぐらいで・・・(全然頼りにならないね、スミマセン)。
だけど本当に、「私、絞れる!」という私の気持ちの違いしか思いつかないのよね。
あ、あと、尻尾をきちんと上に上げること(痛くしちゃダメよ)、ぐらいかなぁ。
と、多分さくらが絞りやすい子で、
いまいちコツや絞り方がわからなくても、絞れるようになったから、
ハヤテに応用できず、ずーっと絞れなくて、
ハヤテは、毎回プロの方にお願いしてた。
毎回トリマーさんに、
「ほかの子と比べて絞りにくいですよね。どうやってますか?」
質問してたんだけど、
もう、つねるぐらいの勢いで絞らなくちゃいけないんじゃないかと
思い込んでた私は、
ほかの子よりも、
若干奥まで指を押し込んでやる必要はあるけど、
特に絞りにくいわけでもないし、
強く絞る必要はない、とのお答えを、
何人かのトリマーさんから聞いたけど、疑心暗鬼。
ある可愛いトリマーさんに、
「別に力は、必要ないですよ。こんな感じでフワッと」
と、ニッコリ微笑まれながら答えられたときは
「神!さすがはプロじゃ」と感動しちゃった。
けど、それなだけに、やっぱり独特のコツが必要なんだな
と落ち込んだんだけどね。
これは失敗談なんだけど、
1度ハヤテが肛門腺を絞ってもらってるときに、
「キャンッ」と悲鳴をあげたときがあって(しかも3回も)、
当時、私は全くハヤテの肛門腺を絞れなかったから、
「やっぱり強く絞らないと出てこないんだ。
だけど、あんな声をあげられるんじゃ、私には絞れない」
と思ったの。
だけどね、↑にも書いてるとおり、
今、私がハヤテの肛門腺を絞れるようになってやってみると、
少々の力は入れるけど、
本当に悲鳴をあげさせるほど、強く絞る必要はない。
やっぱり、いくらプロとはいえ上手な人とそうでない人がいるから、
任せっぱなしじゃなくて、
そこはちゃんと見ないとダメだなと反省。
ごめんちゃい。
○肛門腺の画期的な絞り方、我が家の必殺奥義
トリマーさんに教わったから、『我が家の』じゃないんだけどね。
ずーっと絞れなくて、半分諦めつつも、
機会があれば、トリマーさんに絞り方のコツを聞いてたら、
我が家にとっては、画期的な方法を発見。
それは、『手の使い方』。
私はずーっと、こんな感じ↓に
通りかかった、さくらの協力出演。
つまんでたんだけど、
そうじゃなくて、こう↓。
で、くりんと手を返すようにして、
肛門腺をしぼってくると、
アラ不思議、あんなに出なかったハヤテの肛門腺が、
こんなに出てきちゃって、匂いで、もう死にそう。
でも、画像だといまいち伝わらないんで、
そのうち動画もアップしようと思います。
書いてる現在は、1週間ほど前に絞ったばっかりなんでね。
○肛門腺を絞る頻度は
獣医さんやトリマーさんに聞くと、だいたい1ヶ月に1回程度
と言われたので、うちも1ヶ月に1回ぐらいの頻度。
シャンプーするとき、一緒にやってます。
忘れてても、お尻を床に押し付けて
こすって歩くのを見かけたら、絞るようにしてる。
さくらを飼うまで、ワンコと生活したことなかったから、
初めてその動きを見たときは、「何してんのー」と爆笑してたけど、
そんな意味があったのね、スマン。
ネットとかにも、月1回ぐらいの頻度で、と書いてるけど、
その子によっては溜まりやすい子もいるようなんで、
(2週間に1回とかの子もいるようなんで)
ときどきプロのお世話になって、溜まってないか確認してもらったほうが
いいと思います(そうすると、溜まる頻度もわかるしね)。
○肛門腺絞りの必要性
これはね、熱心な飼い主さんたちのことだもの、
もうほぼ知ってることだと思うから、読み飛ばしちゃってもいいよ。
大型犬は、大きいほうをするときに、
肛門腺を一緒に出せる子もいるようだけど、
うちのチワワーズのような小型犬は、人の助けが必要。
肛門腺がうまく出ないで、どんどんたまり続けてしまうと、
化膿したり炎症をおこしたり、破裂してしまうこともあるようです。
ひどくなると、手術が必要になることもあるので注意が必要です。
異変に気付いたら、すぐに病院で診てもらってね。
さらに、太ってたり、下痢が続いたりとか、高齢になっても
溜まりやすくなるらしいんで、そのときそのときで、注意が必要ですぞ。
○まとめ
我が家の『肛門腺絞り』の歴史を、ざっと書いたけど
少しは参考になったのかなぁ(だと嬉しいけど)。
イライラせず、でも諦めず、
「いつかできたらいいなぁ」ぐらいの、ゆるーい感じで続けてみましょう(←ダレ?)。