チワワを飼うのにかかる費用
うちにはチワワが2頭います。
1頭目のチワワ(さくら ♀)をうちにお迎えするとき、その『購入代金』だけしか考えてませんでした。
でも、実際にはお迎えするに、揃えなくてはいけないものがあるし、毎年かかってくる費用があります。
「可愛い」とお迎えしてみたけど、まさかこんなに費用がかかるのかと慌てなくて済むように、参考にしてもらえると嬉しいです。(実際、私がそうだったので)
○初期費用
・生体料金(チワワ本犬の料金)
・保険料-ショップによりますが、最初に指定された保険に加入することを条件としてる場合があります。
・ワクチン代-これもショップによりますが、子犬のときは生後4ヶ月目ぐらいまでに、3回のワクチンを受けます。
例えば2回目までショップで受けてた場合、その分も支払う必要がある場合と、ショップで受けさせた分は払わなくていい場合があります。
・子犬をお迎えするための用具-フード・トイレ・トイレシート・ベット・ケージ・・お水を飲ませる道具・ご飯をあげる容器
などなど。
ハウスを使わないうちもあるだろうし、トイレは外といううちもあるから、一概に全て必要とはいえないかもしれないですが、基本の基本としても、このぐらいのものがあると思ってください。
○パピーから成長期にかかる費用
・登録費用-1頭3000円。
犬を飼い始めてから30日以内に、市町村への犬の登録が必要です。ここで登録することにより、毎年狂犬病の予防接種を受ける葉書が届きます。
・避妊、去勢手術費用-手術をする、しないは飼い主さんにより意見も色々だと思います。
もし、手術をするとした場合、女のこの場合は特に1年でも早くしたほうが女の子特有の『乳腺腫瘍』『子宮蓄膿症』等の病気に罹る確率が格段に変わります。
これらは罹ると命に関わる病気なので、そのリスクを取り除くことができます。
ただ、麻酔や手術によるリスクもありますので、獣医さんとじっくり相談し、自分で納得するまで考えることが大切だと思います。
また、うちのようなチワワなどの小型犬の場合、自力で乳歯が抜けないことがあります。
避妊・去勢手術は全身麻酔で行うので、そのタイミングでの抜歯も、相談してみるといいと思います。
・身だしなみ関連-トリミング料金(ショップなどに行き、トリマーさんにカットやシャンプー等をしてもらう)
-爪切り、歯ブラシ(歯磨きペースト)、ブラッシング用ブラシ・シャンプー
私は比較的、自分で爪切りしたりしてるんですが、こういうグッズ関係でお勧めなのが、『超乾燥』や『即乾燥』系のタオルです。
犬はすごく毛が密集してて、シャンプー後乾くまでに結構な時間がかかります。
↑系のタオルを持ってると、時間短縮になって楽ちんですよ。
それと、小さなバリカン。足や足の裏、ひげ、まゆげ、お尻の毛など、ちょっとしたとこを切るのに重宝してます。
・散歩関連-首輪、リード(ハーネス)、散歩時の保水用水筒、トイレバック、エチケット袋
あと散歩する場所まで移動するのにカートやわんこを入れるバックやクレーとなども必要になるかもしれませんね。ちなみにですが、電車に乗せる場合、バックはチャックつきで閉まるものでなければいけません。
うちは山など緑の多いとこに出かけることが多いので、犬用の虫除けスプレーも必需品です。
パピーから成犬になるまでは、元気いっぱいで、色んなものを齧ったり壊したりします。
うちは気をつけてたのもあって電気コードはなかったんですが、柱や本棚はことごとく齧られました。(電気コードは絶対注意してください)
何かでカバーしたり、注意してないと、そういったとこを修復する費用もかかってきます。
フローリングで飼うことになるなら、床を傷つけないというだけでなく、わんこの足のためにもマットレス等を用意することをお勧めします。
○毎年かかる費用
・狂犬病の予防接種-1頭 約3000円(注射料:約2500円、注射票交付手数料:約500円)
狂犬病の予防接種は任意ではなく義務です。
市町村で行っている集団接種でも病院でも受けられるので、4月~6月の間で必ず注射する必要があります。
・ワクチン-1頭、約5000円。
こちらは任意です。ワクチンでアレルギーを起こす子もいるし、体調を崩す子もいます。また飼い主さんの意思で不要なものを体内に入れたくないというのもあるでしょう。
ただ、現在の日本の環境だと、何かの施設やカフェ、ドッグラン、またトリミング等をしてもらうときにワクチンを受けていなければ、ほぼ使用することができないというのが現状です。
獣医さんと相談し、チワワとのこれからの生活のことを考えて、受けさせるかどうか判断してください。
・ノミダニ、フィラリア予防の薬-春から秋にかけて、月に1度与えています。
ワクチンもそうですが、こういった薬も虫を殺すものなので、もちろん副作用があります。
ただ、受けない場合は受けない場合のリスクがあることも忘れないでください。まずは獣医さんと相談してみることをお勧めします。
また、薬の料金も病院によって違いますし、今だとインターネットなどでも購入できるようになっています。ただ、料金だけではなく副作用が出てしまったときのことなども考え合わせて、どこで購入するか考える必要あると思います。
・健康診断-私が通っている動物病院の場合は7000円から30000円(犬の年齢により、受ける項目が増えて料金も変わってきます)です。こちらももちろん任意です。
・保険料-保険は本当にたくさんの種類があります。診療何回までと回数で区切ってるものや年齢制限があるもの。病院で会計時に料金から引いてもらえるのもあれば、1度全額病院に支払い、後日自分で保険会社に申請して返金してもらうものなど色々あります。
ざっと書いただけでも、これだけの費用がかかります。
決して安いものだとは思いません。我が家も毎年ヒーヒー言いながら、何とか捻出しています。
費用ももちろんのことながら、散歩したり、トイレを片付けたり、シャンプーしたり(またはシャンプーしてもらうために連れて行ったり)と、たくさんの時間を使います。
その子が亡くなってしまう最後のその日まで、『可愛い』と思い続けられるために、少しでも参考になれば幸いです。
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