情けなや~
今働いてる職場は、女子率98%。
それでも、こんなに女の人ばっかりなのに、
今まで働いた、どの職場よりも奇跡的に『いい人』ばかりだと思う。
悪口や嫌がらせをしたりされたりして、ギスギスすることもない。と思ってる。
だけど、「ねー、ねー」と調和会話の中に身を置き続けてると、
特にコレといって何があったというわけじゃないのに、
とっぷりと気持ちが疲れてたりする。
うちのハヤテは、例え気持ちよく寝てたとしても、
飼い主が近づいてきて、リアクションを求めてるな、と気づいたなら、
お腹を見せて、ご機嫌を伺ってみたりする。
私は元々、そういうことが好きじゃなくて、
高校生の頃、中学まではなかった「一緒にトイレ」が出現したときも、
全く意味がわからず断ってたし、
面倒だというだけで年賀状も「書かないから書かないで」と
断り続けてたんで、ここ何年間も私宛のものは1枚も届かない
という、寂しい大人になりましたよ、えぇ。
ただ、ご機嫌を伺おうとして横になったのに、
その流れで耳をかいたりもする。
なぜ女の人はこんなにも同調しあうんだろう。
なぜ女子はこんなにも「ねー、ねー」言うんだろう。
とか思ってるくせに、
その「ねー、ねー」言ってる女の人たちが、
うわっつらだけじゃなく本当にいい人で、
「ねー、大変だよねー」と言って、さっと助けてくれたり、
そのさり気ない優しさに救われたり、
私みたいな勝手な考えのヤツばかりじゃなく、
「ねー、ねー」と調和を取ってくれる人がいるからこそ、
上手くまわることがたくさんあるのだと、
こんな歳になってんのに改めて考えたりしてるあたり、
結構、情けないなー、成長してないなー、と思う。
耳がすっきりしたら、最初の目的を思い出して、流し目で撫でを誘う。
ちょっと相手の様子を伺って調子を合わせたり、
おかしくもないことに愛想笑いすることに、
そろそろ疲れたり疑問を感じたりしない自分になって欲しい。
そして飼い主の手が出てきたなら、
ただ待ってるだけでなく、その手に自ら頭を寄せてく『ヨイショ魂』。
ただ、こうやって、今までと違った環境で働いて、
今まで知らなかった色んな人と触れ合うことは、
知らない自分を知ることができて、
それは、そんなに嫌いじゃないな、と思う今日この頃。
そこまでまっとうできるハヤテになりたい。ウソツキマシタ。
でも、やっぱり疲れんだけどね。