こんな時代も。
ハヤテ（チワワ ♂ ５歳）が『寝ぐずり』することを
度々書いてるんだけど（→コチラとか→コチラ）、
こう眠いんだけど、何か納得いかないのか、
ハウスに入れられちゃうのがイヤなのか、
部屋の端っことかでがんばってる姿を見てたら、
（ここでさくらが動いたのを感じると威嚇する。
そりゃ動くさ。さくらだって生きてるんだもの）
ハヤテが『去勢手術』を受けた日のことを思い出した。
エリカラしてんのに、ものごっついキリッとしてる。
ハヤテは手術後、うちに連れ帰ってから、
何かがひっかかるのか「カハ、カハ」と
ずっと咳を続けてたから、心配になり（さくらのときは、そんなことなかったし）、
病院に電話してみると、よくあることなのか、
「もう少し様子を見て酷ければ明日来院して欲しい」
というような返事だった。
そこで、もうちょっと様子を見てみると、確かに落ち着いてきた。
けど、２、３時間後また始まって、今度はガタガタ震えてもいる。
あー、しまった！
やっぱり、さっき病院に行っておくべきだった。
もう病院は終わってしまった・・・。
緊急病院に連れて行くべきか、と背中をさすりながら、
さくら（チワワ ♀ 当時は２歳）にご飯もあげないとと、
急いで用意して戻ってきたら、
自分も食べたいと猛烈にアピールしてくる。
試しに柔らかくして少しあげてみたら、
オイ、お前、震えはどうしたよ。
「大変、美味ｼｶｯﾀﾃﾞｽ」
ご飯を食べたら、おかげさまで咳も震えも治まった。
（どういう仕組みなんだろう）
ただこの間、病院から帰ってきて、何時間も経つというのに
全く寝ない。
さくらのときは、病院から戻ってきてから、ずーっと眠ってたのに。
カラーのせいで横になれないのかと、ゆっくり伏せをさせても、
気付くとお座りして船を漕いでる。
「ﾈﾑ･･･」
「ｸﾅｲ!」
疲れてるだろうに、眠いだろうに、
どうやったら寝せてあげられるかと考えてて思いついた。
そうだ！仰向けにしてホールドスチールしよう。
・・・ものの５秒で寝てくれた。
そういえば、病院から帰ってくる途中も
撫でてあげるとウトウトしてた。
きっと不安だったろうに、どんかんな飼い主でごめんよ(ﾟ´Д｀*ﾟ)ﾟ｡
神経質な子だって、ずっと思ってたはずなのに。
ただ、こうしてあげるだけでよかったんだ。
夢でも見てるのか、前足を泳いでるように動かしたり、
安心して軽く寝息を立てたりするハヤテを見ながら、
そんなことを考えてた。
・・・ら、寝ちまったよ。ハヤテをお腹に乗せたまま２０分ほど。
よく、転げ落ちなかったもんだ。
そんな小さかった頃のハヤテを思い出して、
ほんのりとしてた昨日の私の暗がりの前に、
またしても『寝ぐずり』ハヤテがいるよ。
カッシャーンという音がして振り返ったら、
閉められたハウスの扉の前に、
仁王立ちしてるハヤテの姿が見えた。
「ここで出しちゃだめだ。
ハヤテのしつけにもよくないし、何より私が寝れない」
心を鬼にして無視してみたんだけど、
振り返ると、やっぱり仁王立ちしてる。
暗闇の中でずっと仁王立ちしてる。
・・・負けました。
そして、暗がりの中でも、
一生懸命、『お願い』してくる。
そんなハヤテを
「明日の私は大丈夫か」と思いながら、なでる私。
心配しないで、昨日の私。
ちゃんと起きて会社にも遅刻せず出勤できたよ。
３時間しか、寝てないけどね。
頼むから、とっとと寝ろ。昨日の、私。
↓帰り際に、ポチと押してもらえると喜びます、私が。
